フォグの動画編集スキルアップと自作パソコン日記

DaVinci Resolve動画編集やPC中心のブログです

【第3回】英語イマージョンラーニング 【約1か月半ある動画視聴で驚きの効果が..】

 

こちらに引っ越ししました。続きはnoteサイトへご覧ください。

FOG@イマージョン英語学習|note

 

 

 

 

英語イマージョンラーニングを始めて1か月半。

 

その学習法は好きなドラマやYouTubeを英語音声でひたすら視聴しているだけ。

 

現在その視聴時間は約200時間

 

本日上達を感じたので記録を残したいと思います。

 

これまでの学習内容

最初の1か月はNetFlixのドラマやアニメ中心にインプットを行っていました。

 

しかしながら、、

 

Netflixの作品は面白んだけどリピートしてまで見たいものが無い

 

というのが私の悩みとして続いていました。

 

そのような中いろんな動画を視聴しているちに、

 

YouTubeを使ってイマージョンラーニングするのが良いのでは

 

と思うようになりました。

 

何故かというとYouTubeは誰でも投稿できる動画投稿サイトのため、様々なジャンルのコンテンツが豊富にあります。

 

イマージョンラーニングの基本は、

 

夢中になって観れる動画を大量に観る

 

なので、きっと自分が夢中で観れる動画があるのではと思いました。

 

いろいろ動画を漁ってみた

いろいろYouTubeの動画を漁ってみていたら、自分に合う動画が見つかりました。

 

それは下記のようなサバイバルゲームのゲーム実況動画。不思議と何度見ても苦じゃなかったです。たぶん、ゲームのことをもっと知りたいという興味があったのだと思います。

 

www.youtube.com

 

サバイバルゲームの良いところは最初の内はできることが少なく出現単語が限られるというところ。進むにつれて知らない道具や、操作(動作)の単語が出てくるので徐々に単語を吸収できます。

 

そして実況動画という特性上、画面に出てくる状況を解説してくれているので映像から意味を推測できるのもイマージョンラーニングに向いていると思います。

 

Complehensible Inputでは理解できる動画を大量に見るという学習法なので、まさしくこの実況動画がドンピシャ。

 

どのように視聴したのか

基本は知らない単語もほとんどないので、字幕なしで英語音声だけで観てました。

 

字幕があると文字に意識が行ってしまって、音を聴きとる練習にならないと感じたためです。

 

そして、サバイバル系のゲーム実況動画を他にも見ていたら、下記の動画に出会いました。

 

youtu.be

 

観ていただくと分かりますが全く途切れることなくしゃべり続けていて、しゃべるのがとても早いです。

 

しゃべっている英語を聞き取っていても、理解しようとしているうちにリスニングが追いつけなくなって聞き取れなくなってしまいます。

 

映像だけでも楽しめたので、この動画もひたすら字幕なしで英語音声だけで観続けました。

 

個人的にこのゲームの実況動画にハマって(面白くて、ゲームを買いたくなるほど)、他にもいろいろ観ました。繰り返し見ようとは思っていなかったのですが、お勧めの動画で何度も出てくるので自然と2,3回ぐらい観てました。

 

このような実況動画を大体20時間ぐらいをみたところで変化が訪れました。

 

20時間のYoutubeゲーム実況動画視聴の結果

日頃昼休みに30分ほどウォーキングをしているのですが、この過去に2,3回観たゲーム実況を歩きながら音声だけで聞いてみました。

 

そしたら、なんと今までリスニングが追い付かなかったのが不思議とある程度追い付けるようになっていたのです。

 

本当に驚きました。

 

そして最初に視聴していた実況動画も観たところ、今までより英語がはっきりと聞こえるようになって、内容がかなり理解できるようになっていました。

 

www.youtube.com

 

具体的にどのぐらいと言われると難しいのですが、この実況はしゃべるのが比較的ゆっくりなので8~9割ぐらい頭の中で言っていることがリピートができるレベルです。

 

聴き始めたときはいくつか聞き取れた単語(頭の中に残るキーワード)から推測して理解する感じでしたが、文章で聞き取れて理解できるようになりました。

 

恐らくスピードの速い英語を大量に聞いていたのが効いたのだと思います。

 

知らない単語がほとんどないというのも効果的だったかもしれません。語彙力は増えないけど、ネイティブがしゃべる文章のパターンを身に着けるには、9割ぐらい理解できる動画を使うのが良いのだと思いました。

 

ただし他の実況者の動画は、まだまだリスニングや理解が追い付かないです。

 

これは、その人のしゃべる癖(発音、イントネーション、表現の幅)が慣れていないためだと思います。

 

まあ、それも繰り返し見ていれば徐々に聞き取れるようになっていくと思ってます。

 

このように、少しずつ幅をいろんな人の実況動画を観ていけば、少なくとも今見ているジャンルの実況動画は英語音声だけで楽しめるようになるという確信(希望)が得られました。

 

まとめ

知らない単語がほとんどないゲーム実況動画をひたすら英語字幕なしで観たら、リスニング上達を実感したということをお伝えしました。

 

みなさんも、何度見ても飽きないジャンルの動画をYouTubeで探して観ると良いと思います。

ゲーム実況系であれば、育成系やサバイバル系、もしくはシンプルなゲームの実況がお勧めです。マイクラなども良いかもしれません。

 

ちなみに、ゲーム実況だけだと日常会話が学べないので、下記のファミリーYouTuberの動画や、料理系動画も並行して見てました。

 

参考になれば幸いです。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 

【第2回】英語イマージョンラーニング 【1か月経過】

学習時間

イマージョンラーニングを始めてほぼ1か月が経ちました。

 

合計130時間1日当たり4.8時間

 

この時間だけみるとすごい勉強しているように思われるかもしれないけど、楽しめるコンテンツしか視聴していないので全く勉強感なし。普段のテレビ・動画視聴を全て英語に変えただけ。

 

学習内容

興味のあるYouTubeNetflixの英語コンテンツだけをひたすら視聴。しばらく見てつまらない場合は視聴をやめて別のコンテンツを見るようにしました。

 

Netflixで観た動画は下記です。

  面白さ シーズン
グリムの国のおそろし物語 3 シーズン1
トロールハンターズ 2 シーズン1
アバター 4 全シーズン
ロストティーンエイジャー 4 シーズン1,2
アンブレラアカデミー 4 シーズン1

 

面白さは5点満点。4点以上は知らない単語や表現があっても自然と引き込まれて楽しめたものです。

 

視聴方法はすべて英語音声。英語字幕を付けながら、たまに字幕なしもトライ。

 

日本語字幕は禁止。どうしても話についていけないときだけ、日本語字幕をチラ見する程度。※Language ReactorというGoogle拡張を入れておくと便利

 

YouTubeの視聴

YouTubeは下記のジャンルを観てました。

  • 世界の料理
  • 英語学習・言語学
  • 動画編集ソフト解説動画

 

最初は字幕をずっとつけてましたが、同じ人の動画を見ていると大体聞き取れてくるようになるので後半は字幕なしで観ることが多かったです。

 

ちなみに私が好きなYouTubeコンテンツは世界の料理です。同じ動画を何回か観ても飽きないぐらい好きです。主に見ていたYouTubeチャンネルは、下記で世界各国訪れてご当地グルメをリポートしてくれています。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

tender、caramelize、oozy、drench、chewy、melt in you mouthといった食レポで使われる英単語や表現が何度もでてくるので、いろんな場面での映像から推測しながら日本語介さずに覚えることができました。

 

単語学習について

やるべきかどうか迷ったのですが、海外のイマージョンラーニングをやっている学習者のYouTubeを見るとほぼ全員Ankiという単語暗記ツールを使っていました。なので私もやることにしました。視聴したコンテンツの中で出てきた分からない単語を1日5個ぐらいピックアップして学習。※5個以上は追加しないとい決めてやってます。

 

でも正直、今も単語暗記をすべきか悩んでいます。

 

というのも最初の1,2週間は単語学習はやってなかったのですが、好きなYouTubeを観ていたら単語を自然と覚えられたのです。

 

好きなジャンルの動画を沢山みることで、単語や表現に何十回、何百回も触れるのでどんどん吸収できる。日本語介さずそのままイメージで身につきます。

 

この食材、英語でなんというか全然知らなかったですが、 

 

辞書を一切調べることなくradishというのが分かるようになりました。最初のうちは動画の中でradishって言ってたけど何だろうと気にするようになって、その後何回かでてきたときに動画のイメージとリンクし覚えられました。

 

このように自然に覚えた単語は、日本語を一切介することなくイメージや感覚で理解できます。単語暗記ではこのレベルに達するには相当時間がかかります。

 

でも興味のある動画しか観ていないので単語に偏りがでてしまいます。なので1日5個と決めてNetFlixで出てきた知らない単語を覚えるようにしています。

 

下手に日本語で覚えると和訳する癖がついてしまうので、暗記カードは一切日本語は書かないようにしてます。

 

ちなみに私の現在の語彙力は、下記の語彙数を推定してくれるサイトで調べたところ4,000語ぐらいでした。

 

preply.com

 

リスニング向上に関して

一か月の成果として下記の動画が大体聞き取れて理解できるるようになりました。正確に言うとしゃべるスピードに慣れた(単語が頭に残る)のと、聞き取れない部分があってもあまり気にしなくなったというのがあって、話の流れがつかめるようになったとう感じです。

 

youtu.be

 

不思議な現象

上記で頭に単語が残ると書きましたが、ながら作業で集中して聞いていなくてもキーワードが頭に残っていることがあります。説明が難しいのですが、今まではBGMのようにフィルターされていた英語音声が、イマージョンラーニングによって認識すべき言葉として脳が反応し、無意識に情報をキャッチできるようになってきているのだと思います。

 

以上1か月目のイマージョンラーニングの状況でした。

今後も定期的に状況報告していきたいと思います。

【第1回】英語イマージョンラーニングをはじめました

皆さんはイマージョンラーニングをご存じでしょうか。

 

日本ではあまり知られていないですが、カナダで生まれた学習方法だそうでイマージョン(=浸かる)の意味の通り、英語にどっぷり浸かって身に着けるという方法です。

 

興味深いのは下記の動画を見ていただくと分かるのですが、アメリカ人がアメリカに居ながらひたすら好きなアニメやドラマを2~3年見るだけで、ネイティブに近い日本語力を得られているということです。

 

youtu.be

 

日本では「英語ができる」=「勉強ができる」「頭がいい」という印象を持ちますが、私たち日本人は誰でも日本語がしゃべれるように、英語も誰でも理解できてしゃべれるようになります。つまり頭が良い悪いは関係ないのです。

 

どれだけ英語に触れたが言語学習に重要だというのがこの動画で分かります。

 

皆さんが英語学習というと、文法学習、音読、単語暗記、シャドーイング、ディクテーションなどいろいろ方法が知られていますが、どれも苦痛で続かないのが大きな障壁になります。

 

一時期、私もTOEIC800点取れるまで頑張りましたが、正直大変でつまらなくてとても続けられない学習法でした。結局、800点を取っても映画や海外ドラマは全然聞き取れないしモチベーションを保てず10年近く英語から遠ざかってしまいました。

 

このYouTube動画を見てこのイマージョンラーニングなら、たとえマスターするのに5年かかったとしても、勉強する意識をすることなく楽しく続けられると思ったので、始めてみようと思いました。

 

ということでイマージョンラーニングを始めました。

 

今書いているのは、イマージョンラーニングを初めて18日経ったところです。

 

まだ始めたばかりですがイマージョンラーニングの効果も少し感じてきています。

 

その感じた内容を紹介したいと思います。

  • 楽しくて苦痛がない
  • 動画だけで単語が身につく

楽しくて苦痛がないというのは当然で、自分が好きなYouTubeや海外ドラマしか見ていないから。

 

私は国内・外の料理に興味があって、これまで日本人のYouTuberの動画を見ていましたが、今回これを機に海外YouTuberの動画に変えました。

 

同じジャンルのYouTubeをひたすら見ているので、何回も同じ単語や表現に出会います。映像で何となく意味が分かるしいろんなシーンで出てくるので、日本語を一切介さずにダイレクトに覚えることができます。これが本当にすごい威力と感じてます。

 

子供に戻ったつもりで細かいところは気にせず、動画の内容を楽しむことを第1に取り組んでいきたいと思ってます。

 

ちなみに私がこのイマージョンラーニングを始めた当初の英語のリスニングレベルは、下記のYouTube動画であれば日本語に訳さず英語のまま聞き取れて理解ができるレベルです。このサイトの良いところは、英語を英語で文法や表現を学べることです。日本語を介さないので効率よく英語の基本を習得できます。

www.youtube.com

 

記録:

開始から18日目 87時間 1日当たり4.8時間

 

【無料版・クーポン有】超時短編集!7,000超え大量アニメーション素材プラグイン AEjuice【ダビンチリゾルブ】

 

動画編集されている人なら

短時間クオリティの高い動画を作りたい」

と誰もが思っていると思います。

 

それを叶えてくれる超便利なプラグインを今回紹介します。

 

それは「AEjuice」というサイトのプラグインです。

 

AEJuiceを初めて聞いた人が多いと思いますが、アドビのプレミアムプロやアフターエフェクトで知られているプラグインとなっています。

 

まずはこの動画をご覧ください。

 

 

これは私がAEJuiceで配布されている無料のスターターパックを使って作成した動画です。驚くほど簡単にこのような動画を作成することができます。

 

専用ツールが提供されており素材一覧の中から使いたい素材を選んでタイムラインへ貼り付けるだけの簡単操作です。

 

とても簡単にアニメーションなどのアクセントを加えることができるため、短時間で動画の品質や完成度を高めてくれます。

 

Fusionで同様のアニメーションを作ろうとするとものすごい労力と時間を要しますが、このプラグインを利用すれば瞬時にアクセントを加えることができます。

使い方

youtu.be

上記動画で詳しく解説していますが、無料プラグインをインストールすると下記のAEJuice Pack Manegerとツールが使えるようになります。MSWindowsとMacで使うことができます。

左側がカテゴリになっていて、右側が入っている素材のプレビューになります。

無料プラグイン

100種類以上のアニメーション素材100種類以上の効果音が収録されており、動画編集に活用することができます。

使い方は簡単です。このPack Manegerの中から使ってみたい素材を選び、ダブルクリックします。

 

すると素材がダウンロードされダウンロード先のフォルダーが開きます。

 

ファイルが選択された状態でフォルダーが開きますので、そのファイルをタイムラインへドラッグ&ドロップすると使えるようになります。

ちなみに一度ダウンロードすれば2度目以降はすぐにこのフォルダーが開くようになります(事前に一括ダウンロードも可能です)。

AEJuiceの特徴

専用ツールが秀逸で驚くほど短時間で素材を選び動画に適用することができます

ダビンチリゾルブバンドル

あなたの編集効率・クオリティを上げるには無料版だけでは物足りなくなります。シーンに合う素材を揃えることが必要となります。

 

本バンドルはダビンチリゾルブをお使いの方におススメなバンドルです。

ダビンチリゾルブバンドル
  • ダビンチリゾルブで使える36種のパッケージ
  • 7,000を超える素材とサウンドエフェクト
  • 価格が安い(89%オフの149ドル+税)

これだけの素材があればどのようなシーンでも活用することができます。

モーションデザインバンドル

ダビンチリゾルブバンドルは値段的に手が出ないという人もいらっしゃると思います。

こちらはそのようなあなたにおススメのバンドルです。

AEJuiceで特に役立つパッケージはリキッド系アニメーション、シェイプアニメーションです。これらだけでも持っておくと活用の場面はかなりあります。

aejuice.com

モーションデザインバンドル

  • Liquid Elements(1,202)、liquid Transition(140)、Shape Elements(663)、Shape Elements2(482)の4つのパッケージを収録
  • 合計2400ものアニメーション素材
  • 価格が49ドル+税

プロモコード

AEJuiceさんより割引プロモコードを頂いています。こちらのコードを購入時に入力いただくと10%割引になります。

プロモコード

【FOG10】を購入時に入力

無料プラグインが用意されていますので、まずは実際に試していただき気に入られたら購入検討してください。

 

 

 

 

 

 

ダビンチリゾルブはじめての動画編集用Windows PC【2023年夏版】

こんにちはフォグです。

 

ダビンチリゾルブで動画編集を始めたいけど、

どのパソコン(PC)を選んだら良いのかわからない

 

今回は、そのような方に向けて

 

「自作するぐらいパソコン好き」で

「2年以上のダビンチリゾルブ動画編集経験がある」

私の知識と経験からお勧めできるPCを紹介したいと思います。

 

動画編集用PCスペック

ある程度長いスパンを考えたとき「フルHDは余裕で4Kもある程度編集をこなせるスペック」のPCが良いと思います。そのスペックは下記になります。

※上記スペックより低くても動画編集は可能ですが、買って後悔のないスペックというところで決めています。ご了承ください。

CPU

パソコンの頭脳になります。

世代がより新しくコア数やスレッド数が多いほど性能が良いです。

キャッシュ作成や一部のエフェクトではCPUを使いますので

4コアCPUでも編集は可能ですが使っていると力不足を感じます。

Ryzen(AMD)では3000シリーズ、intelでは第10世代以降

の6コア以上のCPUをお勧めします。

 

 

メモリ

一度にSSDから読み取って処理できる量。

16GB以上必須で32GBあれば完璧。

32GBより多くしてもよほどヘビーユーザでない限りは

無駄遣いのオーバースペックとなります。

基本的にデスクトップPCは増設できるので

16GBあたりでまず導入すると良いです。

 

グラボ

映像エフェクト処理や映像変換(エンコード・デコード)に使われます。

ダビンチリゾルブはWindowsの場合、

Nvidiaグラフィックボード(RTXシリーズ)

との相性が良いです。

8GBで一番安いモデルとなるとRTX3050(VRAM 8G)になりますが、

VRAMは後から増設ができないためできるだけ多いものを選んでおきたいところです。

VRAMが多い方が

ダビンチリゾルブが安定して動作しますし、

高解像度の編集も安心です。

おすすめはRTX3060(VRAM 12GB)です。

ミドルレンジでは珍しく12GBものVRAMを搭載しています。

 

※私はこれまでVRAM4GB(GTX1050)、6GB(GTX1660s)、8GB(RTX2060s)の3種類のVRAMを搭載するGPUフルHD動画編集を行ってきましたがVRAMが少ないほど落ちる頻度が多かったです

 

ダビンチリゾル

無償版のままではVRAMの容量は安定性に効きますが、GPU性能の恩恵はあまり感じられないと思います。

有料版にすると

  • ハードウエアデコーダが使える(編集がスムーズになる)
  • ハードウエアエンコーダが使える(書き出しが速くなる。プロキシ作成が速くなる)
  • 高感度(ISOの高い)撮影時のノイズリダクションが使える

映像に拘る方、4K編集される方の多くの方は有償版は必須になると思います。

GPUエンコード性能(有償版)

有償版にすると、エンコード速度が全然変わります。エフェクトが多いと違いが分かりにくいかもしれませんが、エフェクトの少ないVLOGや映画のような動画を作成される方ならかなりの短縮効果が得られます。

 

そして実はGPUをいくら良くしても、エンコード性能だけはほとんど変わりません。

  • 理由はエンコーダの数が1つであること
  • エンコーダの世代が第7世代と同じため

です。ただしRTX4070ti以上のグレードになると、エンコーダが2基搭載されているため最大2倍速くなります。

ノイズリダクション

ノイズリダクションはGPU性能が大きく効いてきます。4分の映像を処理した時の時間です。RTX4070Tiでも4K30pだと2倍の時間がかかります。4Kで編集するのでしたら、できるだけ高性能なGPUを選ぶことをお勧めします。

 

内蔵ストレージ

最低500GB。1TBあると安心です。

動画編集用SSDを別途増設することをお勧めします。

 

ノートPCかデスクトップPCか

自宅編集であればコストや拡張性の面でデスクトップPCをお勧めします。

同じ値段であれば1、2段上のスペックが買えるのと、後から増設やアップグレードができるため長期的に見てコスパが高いという理由からです。

 

ダビンチリゾルブは無償版か有償版か

有償版にするとエンコード(動画に変換して書き出す処理)だけでなく、

デコード(動画ファイルから映像に変換する処理)も

GPUの専用チップで処理できるため、

動画編集も軽くなったり書出し時間が短くなります。

FHD(1920x1080)編集であれば無償版でも十分ですが、

4K編集では有償版にした方がその効果が大きいと思います。

有償版にするとAIを使った高度な編集もできるメリットもあります。

 

おすすめ動画編集用PC

以上を踏まえて、私がスペックを見て最初の1台としてお勧めできるPCをピックアップしてみました。参考にしてください。

※本体のみですので、ディスプレイ、キーボード、マウスは別途ご用意ください。

 

  G-GEARmini GI7A-E230BN/CP1  iiyama SENSE-M0P5-R45-RBX-M

iiyama SENSE-M0P5-R56X-RBX-STAM-M

iiyama LEVEL-M7P5-R55-RBX-M

iiyama

LEVEL-M7P5-R56X-RBX-M

iiyama LEVEL-M7P5-R57X-SAX-M
値段 137,980円

120,080円
+楽天P還元

136,180円
+楽天P還元

136,180円
+楽天P還元
137,180円
+楽天P還元
144,280円
+楽天P還元
CPU

Ryzen7
5700X
8C16T

Ryzen5
4500
6C12T

Ryzen5
5600X
6C12T

Ryzen5
5500
6C12T

Ryzen5
5600X
6C12T

Ryzen7
5700X
8C16T

Memory 16GB 16GB 16GB 16GB 16GB 16GB
GPU

RTX3060
12GB

RTX3060
12GB

RTX3060
12GB

RTX3060
12GB

RTX3060
12GB

RTX3060Ti
8GB
SSD 1TB 500GB 500GB 500GB 500GB 500GB
OS Win11 Home win10 Home win10 Home Win11 Home win10 Home win10 Home
補足

CPUのグレードが高い

キーボード、マウス無し

DVDドライブ、キーボード、マウス付き

CPU世代古い

DVDドライブ、キーボード、マウス付き

Ryzen5の中で性能高い

キーボード、マウス付き

キーボード、マウス付き

Ryzen5の中で性能高い

CPU・GPUのグレードが高い

キーボード、マウス付き

 

↓こんなものもありました

ゲーミングPC G-Tune 

モニターやキーボードなどがセットでお得です。SSDが500GBなので、別途増設すると良いです。

a.r10.to

2万円で動画編集用PCアップグレードできる!?Intel製ビデオカードArc A750

こんにちはフォグです。

 

先日、玄人志向からインテルGPUが22,000円で販売との驚きの記事があり、急遽このブログを書いています。

akiba-pc.watch.impress.co.jp

 

このGPUは、「インテル入っている」のCPUで有名なインテルが製造する20年ぶりのグラフィックカードです。

 

現在、A750とその上グレードのA770の2種類が販売されていますが、今回A750がこれまで4万円~5万円のレンジで販売されていたのが、半額以下の22,000円で販売されるという驚きの記事でした。

 

仮に今後も2万円台で販売されるとしたら、動画編集向けのグラフィックカードとしてかなりお勧めできるのではないかと思い、その理由について語ってみたいと思います。

グラフィック性能が高い

RTX3060と同等の性能と言われています。グラフィック性能が高いと動画編集においてはノイズ除去などのエフェクトの処理が速くなります。

a.r10.to

メモリ搭載量が多い

2万円台のグラフィックカードとなると搭載されるメモリ量は4~6GBです。それに対してA750は8GBも搭載されています。

ダビンチリゾルブにおいてはFusionエフェクトを使う場合、このメモリ量が多いほど安定します。このメモリ不足でダビンチリゾルブ落ちる原因になっていることが多いです。個人的には8GB以上はあった方が良いと思っています。

a.r10.to

エンコードが速い

AV1に対応したハードウエアエンコードが搭載されています。しかもダビンチリゾルブを開発しているブラックマジックデザインとコラボされており最適化されています。H264・H265もRTX3000シリーズと同等の性能らしいです(下記記事参照)。

www.intel.co.jp

gg-collect.com

まとめ

  • 性能はRTX3060と同等
  • ダビンチリゾルブにも最適化されており安心して使える
  • 2万円台ならコスパ最強

注意点

  • 20年ぶりの製品のため、まだまだ成長中の製品。
    ドライバーなどまだこなれてない。
  • CPUやマザーボードが古いと性能を100%発揮できない
    • Resizable BARに対応していないCPUでは20%以上低下

CPU内臓グラフィックで動画編集していて、グラボ搭載でスペックアップ考えているならおすすめできる製品!ただし2万円台ならという条件。

 

 

 

ダビンチリゾルブで動画編集で役立つ有料プラグイン・ソフトウエア

無料版でも十分に使えるダビンチリゾルブですが、有償版(Studio版)にするととても便利な機能が追加されます。

  • 【AI】音声からの字幕起こし
  • 【AI】音声から起こした文字をベースにカット編集(超便利)
  • 【AI】ボイスアイソレーション(音声以外の音を抑える)
  • 【AI】動く人物やオブジェクトをマスクする(超便利)
  • NVIDIAのハードウエアエンコードによる高速書出し

他にも沢山の追加機能がありますが、上記だけでも有料版にしても損はないです。しかも買切りでランニングコストかからず安いと思います。

またスピードエディタというカット編集の作業効率を爆上げする編集デバイスもあり、それを購入するとDaVinci Resolve Studioが付いてきます。これもお得です。

iZotope製品

RX10 elements

音声リペアツールの一番最下位モデル。ノイズ削減や環境音削減などこれだけでも十分な機能を備えている。

RX10 standard

elementsの上位版。音に拘るならこちらがおすすめ。ラウドネスコントロールや、より高精度なノイズ削減が可能。

Waves製品

音量を自動で調整してくれるとても便利なプラグイン。コンプレッサーで音を圧縮しないので音がより自然になります。

ダビンチリゾルブ有償版にあるボイスアイソレーションとほぼ同等機能。AIを使って音声以外の音を抑えてくれます。

Clairty Vx DeReverb

こちらはAIを使った反響音(リバーブ音)除去のプラグイン

DEE製品

Vocal Riderとほぼ同等の機能。VST2にも対応しているためOBSのフィルターとしても使うことができます。国産のプラグインです。Deeシリーズはシンプル・高性能なプラグインでとても扱いやすいです。

Final Cutのエフェクトプラグインとしても有名なMotionVFX。ダビンチリゾルブでも同等のクオリティのプラグインが販売されています。目的別にパッケージされているので扱いやすいです。下記がおすすめです。

  • mTutrial
  • mTuber2/3