DaVinci Resolve 17.4アップデート内容
DaVinci Resolve 17.4アップデート内容を紹介します。
今回、Macbook pro への対応以外にもさまざまなアップデートがありました。動画では追加・改善された機能を実際に試してみましたので参考にしてください。
M1 pro/max対応
- 5倍速い
- 8K動画を12トラックまで扱える
- 12K blackmagic RAWデータが3倍速い
有償版
- Davinci neural engineのパフォーマンス4倍(M1 pro/M1 max利用時だと思います)
- dropboxとdropbox replayに対応。dropboxに直接レンダーできる。タイムライン上でコメントなども同期ができる。
エディットページ
■タイムライン
- mark selectionコマンドもしくはShift+aでギャップにマークすることができる。
- Shift押しながら音量を細かく調整できる
- 複数のタイムラインのタブについて、キーボードでカスタマイズでき、タブを切り替えられる。閉じるときは真ん中のボタンできる。
■Speed Editor
- エディットページでマルチカメラクリップのカット編集ができるようになった。番号を押すと、タイムライン上でその再生ヘッドの位置でカットされアングル切り替えができる。
■字幕ツール
- 字幕の背景が自動で適切なサイズに変更される。
- 字幕追加すると、文字入力がアクティブになり文字をすぐにいれることができる。
■トランジション
- トランジションの長さを左右非対称で設定できる。Command/Controlキーを押しながらドラッグする。
■キーフレーム曲線
- 調整が直感的に編集しやすくなった。
■合成モード
- 選択しなくても結果がレビューできるようになった
■3D Keyer
- リアルタイムで白黒ハイライトで確認しながら調整できるようになった。
- ストロークを選んで削除できるようになった。
- despillの調整:グリーンバックの色が映りこんだものを調整
- キーマップ表示(Using Options Show Key Map)
■マクロテンプレート
- フォルダー作ってマクロを登録とすると、カテゴリとして登録できるようになった
■縦書き対応
■マーカーをチャプターとしてquicktime/mp4に書き出すことができる
Chapters From Markersにチェックを入れると作成できる
カラーページ
■自動カラーマネージメント
- プロジェクト設定→「Color Management」で、「DaVinci YRGB Color Managed」を選択すると、Automatic color managementをチェック入れることができる。
■新しいエフェクト
- Halation:光の反射と散乱のエフェクト。従来は複数のノードが必要だった。
- Custom Mixer:
■トラッキング
- 途中からでも自動で全フレームのトラッキングをしてくれる
Fairlight
■vst3プラグインに対応
■Effectをドラッグすることで複製できる
■クリップの中でキーフレームを追加して詳細に音量調整ができる。Command/Shift+クリック